三寒四温の季節。
今日も晴れて気持ち良い天気ですが、風が冷たくて、着る物に困る時期ですね。
体験レッスンのお申し込みをいただきました。
体験レッスンにお越しいただけるとのこと、有難い気持ちでいっぱいです。
当教室は「読譜」を大切にしています。
読譜が自分で出来れば、教室を卒業してからも音楽を楽しむ機会を持ちやすくなります。
また、当教室で指導している曲は基本的にクラシックです。
何百年もの時間の試練をくぐり抜けて、現代に伝わるクラシック音楽。
人類の宝物です。
クラシック音楽を通して音楽の基礎、表現、テクニックを学べば、ポップスやアニソンを弾きたくなったら、自主的に練習して楽しめると考えています。
JAZZピアノに転向したくなったとしても、基礎的な楽典は共通ですし、多くのテクニックも共通しています。
せっかく時の試練をくぐり抜けた、貴重な芸術作品が沢山あるのですから、それらを知らない、聴いたことがない、という理由で、弾かないのは音楽に対して失礼なのではないかな?と思っています。
独学で知らない曲、知らない作曲家の生きた時代や背景を知るのは大変です。
それらを学ぶ機会を作り、お手伝いをするのが指導者の役目の一つであると考えています。
ポップスだけをやりたい場合はそれを専門とされている先生や教室があるので、そちらをお勧めしています。
写真のテキスト、「ソーヨひめとファーデスおうじ」は教室開業当初に講座で勉強する為に用意しました。
大変悲しいことに、今年まで教室の本棚の肥やしになっていました。
講座を受けた当時はまだ駆け出しの新米先生で、色んなテキストを集めて勉強会に参加していましたが、こちらのテキストを使う機会を見つけられないまま、記憶の彼方に…
しかし、これも約10年という、時の試練をくぐり抜け、ついに使える時が来ました!
何より嬉しいのは、多くの生徒さんが大変気に入って下さっていること。
ともかくインパクトのあるストーリーで、楽しく進めていく間に自然と覚えてもらえそうです。
発表会の練習が始まるまで、皆さんとどんどん読み進めていこうと思います♪