皆さんはハノンお好きですか?
私はハノンもチェルニーも嫌いな方でした💦
無味乾燥な感じがして、楽しくないと思っていました。
ただ、ここ何年かでチェルニーも楽しいと思えるようになってきました。
ハーモニー感や音楽的なことを感じらるようになったことが大きいと思います。
ハノンに関しては、何だかんだやっておいて損はないと思います。
当教室では「こどものハノン」を使って、1日5分でも効果のある練習が出来ることを目標にしています。
多くの生徒さんにとって、ハノンの最初の難関は譜読みです。
音の順次進行や規制性を理解すればそんなに難しい譜読みではないのですが、それをまだ理解しきれていない時は譜読みで戸惑うことがあります。
「早口で言えると速く弾けるよ!
先生がやってみるね!
ほら!本当でしょ?」
と、実際に私がやってみると、
「わぁー!本当だ!すごーい!」
という所までは皆さんついて来てくれるのですが、
実際に早口で言えるようになるのが、険しい道のりのようです。
早口で言えない原因は…?
ズバリ!!
「音符を読むのに時間がかかる」
音符の読み方が理解出来ていても、パッと音が分からないので、繋げてスラスラ読めない訳です。
そこで、当教室オリジナル(のハズ!笑)ワークを作ってみました。
楽譜にド・レ・ミをふるのはNGにしていますが、
別のワークにしてハノンのド・レ・ミを書き出します。
書き出している間は楽譜を見て音を読む訳ですし、書いている間に音の順番の法則を見つけることもありかもしれませんね。
ド・レ・ミと字で書かれているノートを見ながら、声に出して読むのは、楽譜として読むよりズーッと楽なハズ…!
ド・レ・ミで書いてしまうのはいかがなものか、とピアノ教育業界では賛否が分かれるものですが、現代の子供の環境に合わせて色んな試みをしています。
弾く時にはド・レ・ミをふっていない楽譜でやるので、音符がいっぱいの楽譜に抵抗が無くなるのでは?とも思っています。
今日のレッスンで初めてこのワークを開始しています。
今後どんな効果や、軌道修正、他の使い方等、出てくるか、またご報告します♪