暖かい春のような陽気があるかと思うと、突然真冬の寒さになって、身体が寒暖差についていくのが大変ですね。
今年は秋があまり感じられず、銀杏の紅葉もあまりパッしません。
それでも街はクリスマスモード🎄
買い物があって日本橋まで出掛けた所、日本橋高島屋もすっかりクリスマスです。
コロナ規制も無くなり、人々で賑わっています。
題名にある、指使いについて、のタイトルでこの記事を開いた方には少々期待外れの内容かもしれません。
なぜなら、この記事を読んでも、指使いが突然得意になるという訳ではないからです。
ただ、指使いについて、ふと思わせられるきっかけがあったので、備忘録を兼ねて、書いています。
ピアノを習っていて、練習していて、多々苦労するのは指使いと言っても過言ではないかもしれません。
楽譜に書かれてある指使いを守るのが大変…
と思われている方は、上達が早いです。
なぜなら、そう思っている貴方は
「指使いが楽譜に書かれている」
そして
「それを守った方が弾きやすいだろう」
と理解されているからです。
実はお子様や小さい頃に習っていて再開される生徒さんの中には、
「指使いが楽譜に書かれていて、それを守った方が弾きやすい」
ということを理解されていない場合がよくあります。
指番号を読む、脳で数字を理解し、その指に司令を送る、という連動はある程度訓練が必要なので、それに特化した練習も必要になります。
普段、文章を読む時に、同時に2つの文を読んだり、文を読みながら数字も読んだりはしないですよね。
ピアノは音符と指番号を同時に読むので、やはり大変です。
「指使いを守ること」は生徒さんも先生も永遠の課題かもしれず、非常に根気のいることです。
日頃私はこのように思っていたのですが、昨日、JAZZピアノレッスンへ行き、帰る際に待合室で他の生徒さんと先生のおしゃべりで斬新なことを耳にしました!
なんとその生徒さんはハ長調のスケール
ドレミファソラシドの右手の指使いをずっと
12341234で弾いてきたそうです。
一般的に
ドレミファソラシドは
12312345の指使いで弾くことが常識です。
それを聞いた先生や他の生徒さんはびっくり!
クラシックの先生だったら、「貴方、ハノンからやり直した方が良いわよ」と言われそうです。
JAZZの先生は
「よくそれで弾けているね、ハノンに指使いが載ってるから、それ見て弾いたら弾きやすくなるかも。
そもそもスケールをそのまま弾くこと自体少ないから、知らなくても良いんじゃない?」
という、斬新なコメント。
私はこのコメントをされた先生に師事しているのですが、実は毎回のレッスンの初めに、12のメジャースケールを全て弾きます。
なので、結論を言うと、やっぱり基本的な指使いは知っていた方が良いし、JAZZをやるにしてもスケールは出来ないといけないということです(笑)
あれ?先生、私毎回レッスンで、スケール弾けって言われて、弾いてますよ??
先生の門下生じゃない生徒さんだったから、ちょっと適当に返したのでしょうか…
この会話を聞いた瞬間はJAZZってなんて自由なんだろう!と思ったのですが、このブログを書いていたら、基本的な指使いはJAZZにもやっぱり必要なんだと思い直しています。(笑)