6月教室会報より

あじさいの咲く季節となり、蒸し暑い日も増えてきました。体調不良の方もちらほらといらっしゃり、体調管理の難しい時期ですね。

今月は11月の発表会に向けて、参加申込書を配布しています。お子様から中学生、大人の方と幅広い年齢層の方が参加して下さる予定です。

ここ最近読んだ本より、いくつかご紹介です。

『「音楽する」は脳に効く! 弾く・聴く・歌うで一生アタマは進化する』(学研)

仕事柄、音楽を演奏することは色んな能力を必要とすることであると思っていましたが、この本を読んで納得しました。

特に感激したのは演奏することは子供から高齢者まで、全世代の人に良い影響をもたらすということです。また、ある作曲家は脳梗塞で失語症を患った後にも作曲を続け、患う前よりもさらに良い作品を発表できたそうです。音楽をすることは、普段の会話や読み書きとは違う部分も使っている、または脳全体を使っているのではないか、という仮説です。

演奏する時、目は楽譜や手、アンサンブルなら共演者も見て、耳は今の音、次鳴る音に集中、手は日常ではありえない左右非対称の動きや跳躍をします。

脳に効くに決まっていますよね。運動神経にも良い影響があります。集中力、リズム感、度胸…私も空手のパンチミットの際は師範のおっしゃるリズム(パン・パ・パン!など)を聞くとすぐ身体が反応できます。

音楽を演奏できるという喜び、生きていく上で欠かせないものを授かることができます。音楽をしているからこその出会いが私の生きがいです。

まだまだご紹介したい本がもう2冊あったのですが、今月のつぶやきはこの位にします。

 

7月はブルグミュラー研究会開催予定です。新たにシニアの生徒様が参加される予定です。新しい刺激がいっぱいの会になりそうで、楽しみです!