奇跡のピアノ

先日NHKのニュースで日本橋某デパートで3.11で被災したピアノが修復されて演奏披露されていると知り大変興味を持ちました。

たまたま今日高島屋の前を通ったらホールに人だかりができていたので’そういえば!’と思いのぞいたら演奏会が始まる所でした。

これは聴かねば!と思い私も人だかりに交じって聴いて来ました。

震災で生き残った奇跡の一本松で作られたコカリナ(オカリナではなくコカリナと言うそうです)と歌、ピアノの共演でした。

ピアノは津波で泥まみれになって現地の調律師さんが大変苦労されて修理したそうです。音色はとても優しく癒されました。困難を乗り越えてきたからこその音色、多くの人々の願いがこもっている音色なんだなと感じました。

私も弾いてみたい・・・!衝動にかられましたが、ぐっとこらえて写真を撮らせていただきました。

もし私のピアノが震災で壊れたら・・・

自分や家族、ペットの次にピアノがなくなるのもショックです。

 高い物だからという理由もありますが、それと同じくまたは以上にピアノも家族のような存在。

被災地には大切にしていた楽器をなくされた方も多くいらっしゃることと思います。住居や仕事、街の復興だけでなく文化的な面の復興も忘れてはいけないことですね。

3月11日まで日本橋高島屋でイベントがあるそうです。

ぜひ皆様にもお立ち寄りいただけたらと思います。